先日,教務課から呼び出しを受けた.留学の奨学金についてだった.
例年,2ヶ所から奨学金を受けているのだけれど,私が書類審査でその一方に落ちたとのこと…くそう,JASS〇め!!というか,学内の審査に通ったというのは,成績上で問題ないという意味ではなかったのか…
その代わり,学〇振興会に給付を増やしていただくよう懇願してくださったとのことで,最終的には10万円くらい減るだけで済んだ.本当にありがたいことだ…教授に感謝!!でも,当初の予定でも20~30万円は足がでる覚悟だったから,痛い知らせには違いない.
What unfortunate news… ダメだね,きちんといい成績とらなきゃ.特に海外に行こうと思ったら,自分を証明するものなんて,成績しかないわけだもんね.
今日は,UNICEFで働いていらっしゃる國井修さんの話を聞いた(日経ビジネスに「終わりなき戦い」という連載を書いていらっしゃいます→コチラ).
なんだかいろいろ考えさせられてしまった.各国政府や出資者の思惑の中で踊る国連のことや,現場が深刻な飢饉に至ってから初めて「悲劇」を報道するメディアのこと,「正義」を信じて同胞すら殺している武装集団のこと…そして何より,そうしたしょーもない大人の事情の中での人生.歯がゆいというか,苦いというか,嫌な気分だ.なにより,そこに関わっている誰も,別に“悪意”があってやってるんじゃないってことが,一番悲痛な現実だ.
ちょっと受け止めるには重い世界.そこにある現実と向かい合っていかなきゃならないとは分かっていても,思わず逡巡せざるをえない世界が,私の眼前に広がっているんだと感じる.
東京都薬用植物園に行ってきたべよっと!
引率の先生と,クラスメート数名での見学だったのだけど,いろいろ勉強になったし,何より知的に刺激のある会話ができて楽しかったです.
今年は暖かくなるのが遅かったので,ちょうど今がケシの見ごろ.綺麗な花が咲いているものと,花が落ちて朔果になっているものを,両方見ることができました.なお,実習ということで特別に入れてもらっております…普段は二重のフェンスで囲まれてて,中には入れないです.だって麻薬原料だし!(右側の写真で実に傷がついていますが,ここのケシからもアヘンを回収し,国に納入しなくてはならない.微々たる量ではあるけれど,ちゃんと鎮痛薬のモルヒネや,咳止めのコデインの原料に使われている)
それにしても,少量ずつとはいえ,かなりの品種を育てていると思った.敷地面積だって意外と広いのに,隅々までよく手入れが行きとどいている.これを維持するのは相当な労力と経費がかかっているはずで,実際,東京都としては閉園する提案も出たそうだ.でも,学術的にも観賞的にも,これだけのものを揃えた植物園ってのはなかなか貴重なので,ぜひ今のまま(むしろ今以上に)頑張って運営を続けてほしいところ!
西東京にあってちょっと交通アクセスは悪いけど,駅のすぐ真ん前だし,しかも無料だし,一度は行ってみて悪くない施設.9月末には工事中の温室も再オープンするようなので,ぜひぜひ足を運んでみてくださいっ!(私も行こうと思います!)
10月からの交換留学プログラムに応募していたんだけど,なんと選考に通ったので,ロンドンに留学してきまーす☆(・ω< )
それにしても,なんで選考に通ったんだろう…数あるプログラムの中でも,誰もが二言目には「あれは成績次第だからね」って言うようなもので,実際,私以外に選ばれた3人はせいぜい1つしか再試験を受けていないのだ.しかし私は5つも再試験を受けているわけだが(←家族には4つって言ってあるし…)
もしかすると,今年は評価方法が違ったのかもしれない.例年は応募者が成績順で面接を受け,人数枠が埋まった段階で終了になってたらしい(待ってたのに順番が来ないで終わることもあったらしい…キツい仕様だなぁ).けれど,今年は志願者が多かった(20人強?)ようで,一次選考を行い,それをパスした6人が面接という形になった.ということは,志願書がよほどうまく書けていたという可能性もあるんだろうけど…改めて読んだがこっちも大丈夫か?生命科学の研究に行くはずなのになんか博物館行きたいとかデザインの勉強したいとか書いてあるんだが
それとも学卒であるということが関係あったのだろうか?でも,だったら学士編入生のほうが学業的にも人間的にも優れている.ということは…「あげて落とす」的な,何かの作戦??
気になると邪推は尽きないわけだけど,そんな甲斐のないことをしても仕方がないし,ここは素直に「どやw」と喜ぶことにしよう(笑).とにかく,これではとても再試験なんて受けられる状態ではないわけで…今年は,今年こそは必死でやらないと ((((´Д`;))))
近頃,PBLというカリキュラムで勉強することが多くなった(とは言っても,今週で最後だけど).PBLというのはProblm Based Learningの略なのだけど,6, 7人くらいの班に1人ずつ先生が付いて,毎回小出しにして与えられる症例をもとに自分たちでいろいろ調べて学ぶという形式になっている.
これだけだとよく分からないかもしれないけど,例えば「血尿が出た!!」って来院された患者さんの例が与えられたなら,「原因として何がある?腎炎?結石??」「とりあえずどう対処する?何を検査する?」「ちなみに,例えば蛋白尿とか膿尿とかってどういうもの??」とか考えていくカンジ.で,たいてい次のプリントで検査値が出て,どう治療するかを考える.すると,その後の経過が出て(例えば,こんどは別の症状が出る),また対応を考える…その繰り返しになっている.
授業をのんべんだらーりと聴いてるのとは違って,確かに頭を使うし,何より実践的なところが勉強になる.だけど当然,答えは自分で調べなきゃならないので,その分はやっぱり大変だ(それにもちろん,時には調べても答えなんて出ない問題もあるし).もちろん,部活やってる子にくらべたらはるかに楽なんだけど,それでもどうしても帰りが遅くなったりして,疲れがたまってしまう.
今日は,担当教員との反りも合わなかったので余計に疲れた.監督するTAっていうのは,基本的に,議論の内容には深く介入しないことになっているんだけど,今日はちょうど専門の先生が来たので,いろいろと注文を付けられて面倒だった.
なにより,個人的にイラっとしたことがあった.最初に顔を覚えたかったのか,自己紹介をしたのだけど,私だけが部活を特にやってないと言ったら「何が面白くて生きてんの?」とおっしゃる.びっくりしたわ.
ま,まぁね…確かに,私に全く非が無いとは言いません,言いませんが…別に世の中に運動部しか面白いことがないわけでも,面白いことがなかったら死ななきゃいけないわけでもないだろうに.自転車部とか,フォント部とかがないからといって,興味がない部活にでも入らにゃいけないのか??
こういう先輩タイプは正直やっかいだ.話半分に聴いて,真面目に向き合わない方が幸せになれるのではないかと思う.ひとまず,次にまた同じようなタイプに部活を訊かれたら,適当なスポーツでも答えることにしようと反省.