ソフトバンクの孫社長がツイッター上で:
と言ってたので、後で動画としてアップされたスプリント買収に関する説明を見た。さすがですな…って何でちょっと上から目線。でも素直に、マナーとしても、社長自らが直に意気込みを伝えるという意味でも、今回の孫社長の態度は理想的だと思った(このケースは米国企業の買収なので)。そう思ってのつぶやき:
今回のプレゼンを見ていて、自分が思っていたより孫ソフトバンクってデカい会社だな、って一層好きになった。まぁ、ホリエモンのように幻影なのかもしれないけど、しばらくはニヤニヤと生暖かい目線で応援しようかな。
それはさておき、日本って政治家でもまともに外国語を喋れない人が多くない?…というより、正確には「喋る気がない」と言うべきか。なんでヒロシマ・ナガサキの市長ですら英語でアピールしてんのに、一国のトップが日本語で声明ぶちかましてんだって、個人的には泣きたくさえなる。現実的に国際語っていうとほとんど英語なわけで、そうすると英語で話すくらいは最低限のリテラシーだと思うんだよね。エレガントかとか流暢だとか関係なく、まずは英語でプレゼンするということ自体が重要。それこそ別にカンペ棒読みだっていいんだよ。
そういえば一昨日、『続・犬たちの悲鳴 告発から3年』というドキュメンタリーを見た。「犬の外見上の特徴を強調することが優先されるあまり近親交配が重ねられ、多くの純血種の犬たちが重い障害や病気を先天的に持って生まれるケースが急激に増えている」というレポートの続編なんだけど、まぁ衝撃的なもんだった。
特にショッキングだったのが、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルに関する報告。脊髄空洞症を発症する個体が多く、酷い頭痛と感覚異常(激痛らしい)で七転八倒した挙句、安楽死せざるをえないのだとか。また、一見すると健康そうに見えるキャバでも、ほぼ全員が5歳で心雑音を生じるという。前のパグが亡くなった後、最初はキャバリアを買うことを真剣に検討していたので、不謹慎ながら「買わなくて本当によかった…」と思ってしまった。
でも、いま私が飼っているのもペキニーズも短頭種。言い方は悪いけど、ほとんど奇形のようなものを「かわいい」と言っているようなものなので、偉そうなことは言えない。彼らが呼吸も体温調節も大変なのは分かっているので、それだけ気をつけてあげようと思っていたけど、この番組を見ながら「そもそも飼ってること自体が罪だ」と言われている気がした。番組中の獣医師が(パグを手術したあとに)「我々はブリーダーの尻拭いをさせられているというのが現状です」「こういった犬種はもはや繁殖させるべきではない」と怒ったのも無理はない。見方によっては、自分の中の醜い欲求を彼ら(短頭種)が引き受けてくれていたんだなぁと。
似たようなことは他の動物でも起きているよね。私は猫だとスコティッシュ・フォールドが大好きなんだけど、これまた人間のエゴを具現化したような品種。彼らの折れ耳は軟骨異常によるものなので、折れ耳の猫同士で交配するとそうした先天異常が顕在化しやすい。だから立ち耳の猫と交配してあげなきゃいけないんだけど、概して立ち耳の猫は価値が低い…もはやこれを「品種」としてよかったのか微妙なレベル。
じゃあどうしたら?というヒントとして、この番組が紹介したのはダルメシアン。アメリカのブリーダーが、ダルメシアンの元となった別犬種との交配によって、ダルメシアンのスポットを残しつつも尿酸代謝異常を克服した個体を育てたという。おそらくこうして、遺伝的多様性をなるべく保ってごまかしつつ、品種を維持して人間のエゴも満足させるっていうのが現実的な対応なのだろう。
この100年の間に、ダックスフントやブルドックなど多くの犬たちが、外見を重視するあまり極端な体型に変化させられてしまったという。おそらく、T. S. Eliotが「ピーク家とポリクル家の仁義なき戦い」を書くときに見たペキニーズも、私と暮らしているペキニーズとは似て非なるものだったんだろう。彼と暮らす立場として、犬たちの将来、それ以前に「彼」自身のQOLを高める責任があるんだ、と改めて反省させられた(以前にパグを亡くしたときにも痛感したけれど、人間というのは案外非情なもので、すぐに忘れてしまう)。人間も犬も猫も、生きているうちが華…できるだけのことをしなくちゃ。
5月28日の深夜にも再放送があるようなので、興味のある方はどうぞ。
研究室でいただいたウィッタードの紅茶が美味しかったので、お店を探したんだけど、日本じゃ赤坂にしかないっぽい。以前はもっとあったのかもしれないけど、よりによってイギリスの本社が経営危機に陥っちゃったということで…まぁ仕方ナイネ。とりあえず行ってみた。
ベルギーチョコレートのLeonidasと共同出店…ということにはなっているけど、基本的にはレオニダスのお店って感じ。表向きにはレオニダスとしか書いていないので、知らないと紅茶を売ってるのは分からない。ちなみにポイントカードもレオニダス。
店舗自体はデカくもないけれど、意外と品揃えはよかった。特に、紐なしティーバッグを扱っているところは個人的によかった。価格は現地の5割増しってところかな…でももともとがさほど高くもないので、日本の物価で考えたらそんな高い感じはしなかった(一方のレオは、現地と比べちゃうとちょっと手が出にくい…)
ちなみに、近くに神様のチョコレートってお店がオープンしていたので、こっちも寄ってみた。チョコレートドリンクをいただいたのだけど、おいしかったな。店員さんに「チョコレート巡りですか?」って訊かれたんだけど、まぁ結果的にそんな風な1日だったのかも。
今日は、高校の恩師のお宅へ。
夕食時の会話がとても楽しい。実際どうなのかは分からないけれど、毎年来るたび、素敵なご夫婦だと思う。なんていうか、ベタベタするんじゃなくって、お互いに相手のプライベートも大切にしながら、仲良くやっている感じ。この感じが好きで、毎年来てしまうんだと思う。
それにしても、もう卒後10年になるんだよねー。同期はみんな社会人になっているだろう中で、私はずっと足踏みをしているだけだったってのが、正直、嫌になる。
穴場っぽいパブでチューターの先生方と食事会。結構、駅からは近いのだけど、一見するとお店なんてありそうにない住宅街のど真ん中なので、今まで全然気づかなかった。それでも地元の方なんだろう、かなり人がいて繁盛しているようだった。いいね、イギリスのパブって…日本の居酒屋より落ち着いた雰囲気で、礼儀正しく飲めるから断然好き。
ちょっと飲み過ぎた。無駄に地下鉄トークやホームジアンな話で盛り上がってしまい、同級生がどん引き。でも、ちゃんとイギリスでの研究生活についての話とか、スポーツ医学の現況についての話とかも聞けたのでよし。たぶん粗相はしていない…はず。酔ってたからよく分からないけど、ううん、きっとそry