病院訪問05: 医療法人立病院(北海道)
人気のいわゆる「市中病院」とやら、ここにきて実は初めての訪問です。
気候は済みやすく、立地は環境・交通のいずれも最高。救急は一次から三次までそこそこの数がきているし、当然設備も充実、レクチャなどの学習環境も整っている印象。しかし、どの病院にも研修医のカラーのようなものがあって、それがちょっと合わないんじゃないかな…と思った。もちろんギスギスしているとかそういうではなく、学習意欲が旺盛で、ちょっとトガった感じの人が多いなぁというか。なんか自助努力でも十分伸びていくようなタイプが多く、私のようなダメレジをそこそこの水準まで引き上げる感じではないのかなと(他力本願だなぁ)。あと、大学病院とかと違ってスタッフが有り余っているわけではないこともあり、ちょっと研修制度としてはロバストネスに欠けるのではないかという不安も覚えた(システムよりは、そこに集まってきた個人の素養による部分が大きい?という点では、上と共通する部分がある)
病棟の処置が基本的に看護師さん任せなのも微妙なところだね。見習いのうちは場数を踏むってのも大事なことだから。
研修施設概要
- 所在地
- JR駅徒歩4分
- 病床数
- 562床
- 入院患者数
- 523人/日
- 外来患者数
- 1411人/日
- 救急数(~3次)
- 4380件/年
JCQHC, JCEP認定。非常に新しい病院複合体(=建増しで複雑な構造)。カフェあり、コンビニあり。食堂もふつうなおいしさ。
待遇
- 雇用形態
- 正社員
- 給与
- 基本給36万円
- 社会保障
- 社会保険制度完備,医賠責加入あり
- 住居
- なし(手当もなし)
- 休日
- 土日+有給
上記の通り、学習機会は提供されている。学会発表や留学を後押しする制度も充実している。しかし、このような機会を必ずしも研修医が十分に参加できているわけではない(来られないのか来るつもりがないのかは不明だが、見学学生しかいないセッションなどもある)。
勤務時間については、土日の休暇といったオフはきっちりつけたいとの意向だが、どちらかはER業務に携わることになったらしい。オフは近隣に大型スーパーもあるし、都心から快速で1駅なのでなんでもできそう。
採用
- 定員
- 19人(内科12+外科5+小児2)
- 倍率
- 1.0倍
- 採用
- 筆記試験(日本語・英語)+面接
対策としてはUSMLE step 2が有効?とか言われたけど、なんか言えば過去問もらえるらしい。コミュ障だからもらえんかったぁー
コメント・トラックバック
この記事へのコメント・トラックバックはありません.
現在,この記事へのコメント・トラックバックは受け付けておりません.