聴診器、後編。つまり結局はリットマン。
昨日のエントリに書いたような迷走の末、やっと聴診器を手に入れることができた。
臨床実習が始まるに当たって(聴診器を最も使いこなしていると思われる)心臓内科の先生にオススメを訊いてくれた子がいたんだけど、これといって推薦する機種もない模様。ベルと膜(ダイアフラム)を手動で切り替えられるものである限り、自分が使いやすいものなら「なんでもいい」ってさ。なんでもいい…って大丈夫か?という感じもするけれど、ようは聴診に対する意識も技術もないような奴がマスターカーディオロジー(リットマンではハイエンドに当たる機種)を買ったところで、素人が高級外車を買うようなもので「臨床的な意義はありません」ということだそうな。
しかし、一方で「てめぇら頭はダメなんだから、せめて音が頭に入るまでの部分はいいもん使え」という意見もあるわけで、結局、迷った末に買ったのはリットマンのカーディオロジー III。リットマンシリーズでは、これがベル・膜を使い分けられる上位製品になる。ウェルチアレンとか他にもブランドはあるようだけど、なんだかんだいって、日本の聴診器市場はリットマンの半独占状態みたいです。よくないね。
ちなみにクラスメートの多くは、共同購入でクラシックII S.E.を買ったっぽい(…が、今まで共同購入のトラブルにはさんざんうんざりさせられてきたので、私は乗らなかった。結局、後でパンフレット見たら、共同購入しても定価そのまんまだったし)
それにしてもタカセ医療器に注文したら、ネーム刻印ありでも翌々日に届いたから驚き。最初からこっちで頼んでおけばよかったな…
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