病院訪問00: 都立病院

友人に誘われて、某都立病院を見に行ってきた。正直、まだ就職活動という視点が欠けていたかもしれないけれど、思ったことを簡潔にメモ。

(言うとバレるが)精神科専門病院なので、後期研修に繋げての専門的な研修を初期からできるという点は魅力(特に後期からは入りづらいので、将来的にここに勤めたいと思うなら余計に)。待遇や寮などの環境面も最高レベル。ただし専門性の裏返しとして(救急などのプログラムを外病院で受けられるけれど)一般内科・外科のトレーニングに偏りが生ずるかな?という危惧。また、指導医や研修医とお話していて若干の不安を感じたのも正直なところ。学閥も微妙に、しかし確実にある。

将来の進路が揺らいでいる人、あるいは私のように初期研修と後期研修をある程度分けて考えたいと思っている人には、ちょっと微妙なところか。

研修施設概要

所在地
私鉄駅徒歩1分
病床数
898床(うち精神科800床)
救急数
精神科救急のみ(救急研修は多摩2・3次:40,000件)

JCQHC取得。都心に近いのに静かで緑が多く、環境はいい。食堂もおいしかった。

待遇

雇用形態
非常勤職員
給与
32万円程度(手当込)
社会保障
社会保険完備・保育所併設
住居
社宅が敷地内と、徒歩数分圏内にあり、全員居住可能。家賃も数万円だった(都内では破格)。
休日
週末は休めている。

環境としては悪くないのだけれど、研修医はなんとなく疲れている様子。業務内容も1日ではよく分からなかったが、バリバリ手技をするという環境には見えない。教育については、都立病院一般に学会発表なども推奨する傾向があり、専門のセミナーも開かれているので機会はありそう。研修医からあまり積極的な志望理由を聞かなかったのが気になる。人間関係が面倒でない、というのは私向きではあるが…

採用

定員
6人(ちなみに後期研修が4人程度で、初期研修医からの採用優先)
倍率
2倍
採用
口頭試問および面接
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