reftweet to 578: 悲願のポスター発表でも抑うつ気分なので
まだ書いていなかったと思うのだけど、去年の冬学期に研究室配属でやったテーマに関してポスター発表をすることになりました。今日のツイッターまとめは、それに関してのチラ裏。
念のため説明すると、学会のポスター発表というのは、研究内容を畳一枚前後のサイズのポスターにまとめて、展覧会みたいに貼りだすんです。査読(専門家によるチェック)が入る科学雑誌に載せるほどはデータがないけれど、小見出し程度の内容はある…そういう小さな研究結果を発信するための場所なのかな、と個人的には思っています。普通なら、大学院の1年目(修士1年)とかに初めてポスター発表を経験する人が多いような(で、その内容を発展させて卒業論文や雑誌への投稿論文へとつなげる)。
- アラサーになって学会のポスター発表ごときの何が楽しいのか?って言われるかもしれない。でも、研究なんてできない、まして論文投稿や学会発表なんて夢のまた先と思ってた私にとっては、今ここで死んだっていいくらいの意味があることなんだ。 21:00:03, 2013-08-27
なんて呟いてしまったけど、マイナーな学会でも筆頭発表者(ダブル筆頭だけど)としてポスター発表ができるというのは本当に悲願だった。周りは修士課程のうちからバシバシ学会に行き、有能な人なら投稿論文も数本出している中で、なんの業績もない私は研究者見習いとさえ言えず、正直言って辛かったから。
なのに、日が経つにつれだんだん気分が落ち込んできた。この年になっていまさらポスター発表なんて恥ずかしくないのか?とか、こんなに意義の乏しい研究成果を出すのか?とかいろいろ考えてしまうせいなんだけど、最大の重荷になっているのは自分の置かれた宙ぶらりんな立場。配属先が外部の研究室だったこともあり、先方がどういう意向で話を進めているのかいまいちよく分からない。相談しようにも、学内に相談できる始動教員や先輩がいないからどうしていいのか分からない。
そもそも、臨床実習が始まると忙しくて発表にまで手が回らないのが見えていたので、私自身は発表に消極的だったんだよね。実際、学会の開催期間が「1日しか休んじゃいけない」という診療科の実習期間にかぶってしまって、こっちの話をつけるのもややこしくなっている。
まぁ、でもここまで来ちゃったら「ままよ!」という感じで、我儘言って、好き勝手やっちゃうしかないのかな。とりあえず学会には参加登録しちゃったし、航空券も取ってしまった。
- 許可を得る前に航空券を取ってしまうという暴挙。 01:57:47, 2013-08-28
今週と来週は(勝手に)異物週間と決め、7年もだらだら未練を引きずっているがんと免疫の勉強と研究を片付けているので手が回らないけど、それが終わったらポスターのほうにウェイト置いて1ヶ月間頑張ろうと思う。ヘタすると一生涯ポスター発表する機会なんてないかもしれないので、せっかくのチャンス、今度こそは逃さないようにしようと思うのです。