わざわざ買うほどの教科書か,それが問題だ
最近「高い教科書がタダになる」チャンスってのが,意外と多いことに気付いた.
例えばハリソン内科学.邦訳は3万円くらいする本だけど,先日とある先生から「新版の翻訳を手伝ってくれたら,出版の暁には1部タダでもらえます」という案内が回ってきてた.他にも,出版社の中には各学年の「代表」に“サンプル”を無料で送るところもあるみたい.ハリソンのほうは募集直後に応募が殺到してすぐ締め切られちゃったし,後の方も「代表」なりに事務仕事しなきゃならないというデメリットがあるので,まぁ,なんとも言えない部分もあるのだけれど,なかなか悪くない話ではあるよね.
しかし,タダで貰ってる人がいると思うと,俄然それ以外の本を使ってやろうという気になってしまう.近頃はiPadの普及もあって,みんなで教科書を1冊だけ買って,それを業者でデータ化して共有しているクラスメートも多いので,なおさら買うんだったら違う本にしてやろうと思ってしまう…(単なるあまのじゃくか??)
McGraw-Hill Professional
Lippincott Williams & Wilkins
んなわけで,前から必要だなぁと感じていた本も,周りとカブらない(+値段も安い!)原著で購入することにした.図書館でしょっちゅー引いてたハリソン内科学と,常々通読する必要を感じてたラングマンの発生学.特にハリソンに関しては,困った時の広辞苑的な感じで便利ではあるものの,アメリカの臨床現場を踏まえた記述なので,わざわざ邦訳を買わなくても?と思ったところがなきにしもあらず(たぶん,臨床では邦書を引いたほうがいい)
しかし,洋書だと日本語でなんて言うのか分からなかったりして,試験前の忙しいときに参照するには圧倒的に不利なんだよね.春休みのうちだったらちょっとは読み進められるんだけど,Amazon.comからそんなに早く届くだろうか?
P.S.
今日(3月28日)さっき届いた!Amazon.comの注文履歴では,3月14日の発送で4月27日着の予定(1か月半!!)となっていたのだけど,実際には2週間で届いたことになる(確か,前回もこのくらいで届いたんじゃなかったかな).日程のタイトな注文はできないけど,それほど急がないものはAmazon.comで注文するのもいいね…ひとまず,春休み中に届いてよかった.
(2012.3.28 追記)
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