水曜日の朝,父方の祖母が亡くなった.小さい頃は何度も遊びに行ったけど,物心付いてからはほとんど会ったことがない…だから,いまいち実感も湧かない.
おそらくそれは父も分かっている.いろいろあって,母が父の実家と疎遠になっていることもあり,家で祖母の話が出ることもなかった.今回だって,私が亡くなったのを知ったのはその日の夜になってからだった(しかも人づて).まぁ,喪主で忙しいから,仕方ないのかもしれないけど…
問題は,そんな変に乖離した状態のままで法事に巻き込まれていくこと.アルバイト先の問題やらなにやらで,ただでさえ精神的に重くなっているところなので,親戚相手にあれこれしなきゃならんと思うと正直ため息が出る.試験前の2日間が潰れるというのは物理的にも厳しいし.きちんと父を支えつつ,親戚の顔も立てつつも,うまく自分のことも考えてやらなくては.
P.S.
勉強が忙しいアピールで早く帰ろう…って発想は幼稚だし,自分で自分の首を絞めることくらい分かってる.だけど,自分でそれをやる前に既に父もやっていた…やりづらいよぉ…(2012.09.17 追記)
黒部ダムに行くと,二言目に出てくる「『黒部の太陽』でお馴染み…」というフレーズ.しかし40年以上前の作品,今はもうなかなか観る機会ってのもないと思うんだけど…と思っていたら,ちょうど『裕次郎の夢』という全国チャリティ上映会をやっていた!
オリジナルの予告編はこちら:
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AVASTの通知をたどっていったら,Dropbox tech blogにzxcvbnというパスワード評価コーナーを発見.説明を読んでみると,一般によくある強度メーターとはちょっと評価方法が違うようだ(全部読んだわけじゃないけど).
なるほど,普通は「数字と大小のアルファベットを混ぜろ」って言われるけど,zxcvbnは「意味が連想しやすいのでなければ単語を繋げただけでもオッケー」って発想なんだな.確かに,長さも大切だよね.まぁ,自分は結構ブラウザに記憶させちゃってるんで,どんな凝ったパスワードにしても意味ないんだけど…
そういえば,以前にBBCでもパスワード話をやっていた.一番ありがちなパスワードは123456で,その次はまんまpasswordだっていう話を聞いたインタビュワーが,思わず”Oh my god…”ってつぶやいてた(笑)
今日は,英国家庭医学会の元会長であるネイバー先生と,日本人初の家庭医専門医となった澤先生による講演会.
非常にインプレッシブで,いい講演だった.家庭医ってのがどんな仕事か,日本の「かかりつけ医」や「総合診療医」(総合病院で何科に当てはまるか分からないような患者さんを診察する医師のことデス)とどう違うのかっていうのがよく分かった.日本のいわゆる「街医者」より,かなりいろんな仕事をやっている印象.風邪から精神疾患やガンの終末ケアまで…って結構これ大変だな、おい!!(でも,正直今まで総合診療医になろうと思ってたんだけど,ちょっと家庭医に心が揺らいだ)
公衆衛生学の小論文を書いたときに,最近のイギリスの医療事情が分かりにくいなって感じたんだけど(邦訳のレポートはブレア政権時代のものが多い + 現地の記事を読んでも実際の雰囲気がよく分からない),その辺についてのアップデートでリアルな情報も聞けた.イギリス国内でいかに「家庭医」という存在が市民の信頼を獲得してきたか,これからも予防医療の側面で重要になっていくか,政治的な話も絡んできて,ちょっとピリッと刺激的.
ようやく入居する学生寮が決まった.
今までの派遣生が使っていた寮がリフォームのため今年いっぱい閉鎖されるようで,代わりに入る寮の提案はもう5月の段階で頂いていたんだけど…そのあと全く音沙汰なし.と思えば,7月末にエントリー用ウェブサイトへの自動案内メールが届き(しかも4時間後には2通目に「これが4回目のリマインダです」と書かれたご丁寧な警告まで届いた),いきなりの「今週いっぱいにエントリーしないと寮の割り当てができないことがあります」という一方的宣言にアタフタ.え?なにこれ5ヶ所登録しなきゃいけないシステムになってるんだけど…
てな状態で,なんとか登録はしたものの,ちゃんと希望の寮に入れるのかさっぱり分からない状態だった.まぁ,似たような場所にあるから構わないっちゃ構わないのかもしれないけど,やっぱり設備が,そして寮費が結構違うので.
そして今日,やっと決定のメールが届き,最初の提案どおりのところで一安心.去年の寮はシャワー・トイレ共同(しかも男女共同)で,男子が入ってるところにいきなり女子が入ってきたことがあったらしい(ちなみにこの話を他の人にしたら「相手にもよるけど最高」という意見が多かった…本当かよ!つかほとんどハズレだろJK!!).その点,今年はスイート(!)なので各部屋にちゃんと付いている.まぁ,費用的にはそこそこ割高になるんだけど,こっちのが気楽でよかった.言葉を身につけたいってことでホームステイを選んだ子もいて,そのほうがよかったのかなぁ?って思う部分も実はあったりするけれど,さすがに5ヶ月間ずっと他人と暮らすというのもしんどい.
ちなみに,寮費の支払いはクレジットカードになるんだけど,こいつがサーチャージ(手数料)を1%ちょっと取られるっていうクセ物.調べてみたら,イギリスではクレカ扱いの手数料を客に転嫁させてもいいことになっているらしい.今日は前金だけだからいいけど,これ5ヶ月分の寮費を払うとなるとかなりの額なんだが…