新しく買ったコンピュータは「意地でも勉強しない」をモットーしているので(え!),フォトショくらいしかまともなソフトを入れない…つもりだった.だけど,結局はOfficeくらい入ってないと,さすがに困るということに気づいた.家計簿つけられないし,簡単な文書も作れないし…
公式のOfficeを持ってなくてもSkyDrive上で最低限の編集はできるし,あとはフリーのOpen Officeもあるじゃないかって話なんだけど,体裁やフォントが変わるのが大嫌いだし,なるべくローカルでサクサク編集したいんだよね…などと強欲なことを思っていたら,Office 2013のカスタマープレビュー版があるよという話が.これだ!ということで早速使ってみることに.
主にエクセルで,単純な加減乗除ばっかり使ってるんだけど,プレビュー版ということで若干不安定.特に「元に戻す」処理でのフリーズ落ちが目立つ.なんか,操作がいちいちアニメーション表示になっているのが処理を重くしてるんじゃないか?“まいにちづかい”の事務ソフトとしては鬱陶しいんだけど…まぁ,無料試用版なので文句は言えない.全体的にはフツーに使えるしね.
Facebookをはじめたのに続いて,LINEもはじめてみた.昨日使い始めたばっかりなんだけど…なるほど,こっちのほうがSMSとか,もっとプライベートなコミュニケーションを重視した感じになってるのかな.
個人的には,こういうサービスめんどくさいっていうか,あまり好きじゃないんだけど…周囲が使っていると,自分だけが使わないってわけにいかないんだよね.LINEも使ってる子が急増中みたいなんだ.アドレス帳のデータを送信すると,お互いに登録のあった相手が自動で「友だち」登録されるのだけど,昨日送ったら一気に20人弱が登録された…つまりは,20人弱がいわば私の電話番号を勝手にアップしていたってことだよね(まぁ,そういう自分も勝手にアップしているわけで,人のことは言えないんだが…)
もう個人情報とか言ってられない時代だな…相手がザッカーバーグだか,グーグルだか,アジアのどこぞの業者だかの違いだけ,国や情報企業に情報が喰われ放題になってる.
今日は学生団体主催による講演会を聴きに行ってきた.長く国際協力に携わってきた山本敏晴さんによる講演だったのだけど,いや,とってもよかったわ.
5月に聴いたUNICEFの國井さんのお話との比較でいえば,主催が主催だけに,主に医学部生の将来の“就職先”という視点にウェイトが置かれていた印象.あと,国境なき医師団やJICAでの経験があり,かつ現在は半分フリーランスのような立場に身を置いてらっしゃるということで,率直で忌憚ない話(=ほとんど暴露トーク)が伺えたとも思う.ただ,本人もおっしゃったとおり,“学生のレベルに合わせて”だいぶ簡略化されている部分もあったので,鵜呑みにはできないとも思ったけれど.
以下,雑然と自分用に講義メモ(あくまで自分用:自分の個人的主観もごっちゃ.必要に応じて削除するかも).
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旅先で撮った写真の中に,何も写っていないものが何枚かあった.真っ白になっているのだけど…データ詳細をみると,なぜかそこだけマニュアル撮影にしてしまっていたようだ.日中の屋外だというのにISO6400の高感度で露出時間0.1秒って,そりゃ何も写るわけがないわな.
それでやめときゃいいのに「どの辺りが撮れてないんだろう?」と思ったのが運の尽き.番号を辿ってみると…よりによって古いお墓の写真だった.東南アジアのお墓って,祠のようになっていて,日本や中国とはまた違った構造をしているんだよね.普段だったら歴史的人物のお墓ですらまず撮らない私だけれど,それをどうしても記録しておきたくて撮ったんだよ.そこは観光地のど真ん中だったし,「風景として撮っておくのは許されるだろう」と思ったんだね.
で,よりによってお墓のところが…って思ったら,あらためて削除した画像を掘り起こして,マジマジと見ちゃうわけじゃナイデスカ.そうするとしっかり写っているわけデスヨ.
“こっちを見ているたくさんの眼のようなもの”が.
こんな露出オーバーの写真,意味のある像なんて写ってないことは分かってる.頭では分かっているけど,でもそれって心から納得できるのとは別問題.他にも真っ白になっちゃった写真があるのに,どこかで「お墓を写したからだ!!」と関連付けてしまう自分がいる.そのあと立て続けに起きたトラブルも「何かの呪いじゃないか…?」と怯えてしまう自分がいる.理系でありながら「現代科学には含まれない何かがあるかもしれない」と思っている自分がいる(まぁ,最後まで信じきれるかという意味では,科学ってのもある種の宗教だとは思うわけだが).
夜に気づいたせいもあって,一時はほとんどパニックになりかけた.だけどFacebookで友人に相談できたおかげで,なんとか落ち着ちついた.自分の迷信深さには驚かないけれど,しかしパニックになったときのヒトの思考の狭まり方には改めて驚かされる…人間,ここまで冷静さを失うものなのかっていう(地震のとき以来かな?).
改めて落ち着いて露出補正をかけると,何のことはない,どうも崖のような場所を撮っていて,その影の部分が眼に見えたようだ.でも気になるのだったら,とりあえず写真は取っておけばいい,そして様子を見るのだ…不幸が続いたなら,それは現代科学を根底からひっくり返す発見の予兆かもしれないしね(オカルトからノーベル賞と思えば胸が熱く…ならないか)
でも,ひとまずは反省.お墓の写真は絶対に撮らないことにしよう.結局のところ,私は迷信深いのだから.
旅行から帰ってきて,預けていた車を受け取った.
「ガレージに入れて置く」というのが売りの駐車場だったくせに,車がかなり汚れていて,明らかに長く外に置かれていた印象.さらに,帰り道の途中で,バンパーやドアに盛大なこすり傷を発見.慌てて折り返して,親がどなりこんだ(車は親の持ち物だし,私は運転しないし…そもそもこういう口論が苦手なのです.ゴメンナサイ)
でも,「相互確認していない傷については補償しない」という規約があって,引渡し時にも受け取り時にも車の状態確認はしていないので,相手側は絶対に非を認めないだろう.そもそも相互確認なんて,出発前にも到着後にも,駐車場側から自主的な申し出はなかったんだ.契約内容を逆手にとって,客が言い出さない限りはやらないっていうところが,なんとも不誠実というか,あこぎなやり口だ.
そして,もう1台,旅行中に定期点検に出していた車も,ディーラーがぶつけてるっていう…もうね.まぁ,こちらはさすがに相手側から申告があったけどね.だけど,何年か前に車を大破させられたばかりだからね…2度目ってどうよ?っていう.
旅行中も何度か思ったことなんだけど,契約文書は隅々まで読むのはもちろん,できれば詳しい第三者にレビューしてもらうべきなんだ.自分の目には何のことはない,自然な文章に見える一文にも,その道に詳しい人にしか分からないような抜け穴や罠が仕組まれているかもしれないのだから.
きっと,こういう考え方は商売人には当たり前のことなんだとは思う.でも,私はついつい性善説の立場に立って,相手に任せてしまったりするんだよね.だけど,さすがにベトナムで不誠実なガイドに悩まされ,帰ってきてこれだけの目にあえば,お人よしじゃいけないんだと思い知らされる.世の中に小さな悪人のどれだけ多いことか?契約内容の些細な文言を逆手にとって,少しでも自分に有利なようにしようと企む人間のほうが,おそらく私のようなお人よしよりはるかに多いに違いないのだ.
反省.物事は必ず自分で確認する.特に契約に関することは,相互確認を怠らない.