しまなみいってきた。
また四国行ってきた!
春にも行ったばかりなんで、またァー?って言われそうだけど
まぁ、瀬戸内ってそんだけステキ、ってことッスヨ♪
(← 注:意見には個人差があります)
あと、今回は「道後行きたい」っていう、母の希望だったってのもあります。
だから讃岐ではなく、伊予は松山に…『坂の上の雲』とかでブームな観光地ですね。
で、印象に残ったところをひとつ、紹介してみます。
愛媛の今治から広島の尾道まで、
「しまなみ海道」という本四連絡橋があるんだけど
その途中、平山郁夫の出身地である
生口島(いくちしま)というところにある美術館。
ゆっくりと絵を楽しめると思うので、ヒジョーにオススメです。
ちょっと車以外ではアクセスが不便かなぁという気はするんだけど、
レンタサイクルでずっと走ったりもできるとこだし、
景色もそこそこきれいだと思うので
もし機会があったら行ってみてくらさいなー
以下、ネタバレ含みますので、畳みます。
…行く気のない奴(!?)だけ見るように!!!(笑)
何が印象に残ったかって言うと、まぁ、大きく2つあって:
1. デビュー前の作品も展示されていること。
特に、小学生の頃とか、藝大入試の作品とかも置いてあるんだけど、
最初から絵はもちろん、字もすごく上手い!!
…だけどそれだけじゃなくって、特に小4?小5?そんくらいから
絵が好きで好きで、すっげー描きまくってたんだなぁ!って感動しました。
(地道にやかんの絵なんて描く小学生、フツーはいないんよ!)
やっぱり、どんな天才にも、そこまでの積み重ねがあったんだなぁ…と実感したし、
それが少し、自分への戒めになったような気がする…たぶんね。
2. 美術館のコンセプトというか、姿勢が、カッコイイ。
スケッチした子にはプレゼント、とか言って
小学生には画材と紙を貸し出してたので、ビックリした。
(もとから写真はダメだけど、今はスケッチNGんとこも多いので)
フツーは「画家は凄い!」「ネ申!」とかばっかで
終わっちゃう展示も多いんだけど、ここは教育的配慮があるというか
あー凄く美術館の使命に意識的だなーって思って…
館内でノビノビ絵を描いてる子供をみるのは、とても気持ちよかった。
(さすがに画材もって走り回ってるのは学芸員にたしなめられてましたが…)
まぁ、それに加えて、全体を包括する建築も、
すごくいい雰囲気を作ってた気がします。
さまざまな植物が導くアプローチや、
広々としながらも心地いいカフェなんかも、印象良かった。
(まぁ、これについては、前日に見た「坂の上の雲ミュージアム」が
建物と展示物がちぐはぐだったから、余計に感じたのかもしれないけど…)
空間設計っていうのは、こうまで大切なもんなのか…と実感してしまった
というわけで、ノンビリ過ごしたい方はぜひ、しまなみ海道を散策して
こちらで絵でも見て、カフェでお茶でもする、ってのも悪くないかもしれません。
最後に、関係ないけどついでの紹介。
「アイテムえひめ」という公共施設内にあるお土産屋なんだけど
何を考えていたのやら、市街からも空港からも港からも
中途半端な位置にあるせいでさっぱり人がいない…
のでバシバシ使ってあげてくださいという宣伝。
どのくらいヤヴァイかというと:
- まず駐車場がガラガラ
- エスカレーターの上がり口になぜかロープが張ってある
- しかも営業時間内なのにエスカレーターが止まる
- お店に入った瞬間「え…まさか休業日?」という不安に捉われる
- お店の人の「やだ…まさかお客様?」的な視線で不安が加速する
- でも普通にお土産買える。今治タオルのハンカチが異常に安い。
まぁ、本当はコンベンショナルホールのようなとこらしいんで
お土産センターはオマケ的なものなのかもしれないけど、
それでももっと、買い物した人は駐車料タダとか、
品揃えとか、アピールすべきでしょうこれはぁ?
さすがにこの「きた!公共事業きた!」「財政赤字きた!」
「これで勝つる!」感はどうにか…
…ので、みんなで売り上げに協力してあげてください(笑)
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