自分の目で見て、自分の心で感じて、自分の頭で考える。

またグダグダになりそう(というかなる)なんで、今日は書評から!

医療系ということで、脳死臓器移植について課題を出されたんだけど、
与えられた課題図書が、これまたスカスカだなっていうか粗挽きっていうか
なんじゃこりゃウッヒョー…てなもんで。

なので、代わりに昔教わった先生の本を読み始めてみた。
小松美彦という、東京海洋大の先生の本です(買ったはいいが放置してたパターン)

東大の教養学部でも授業を持っていたと思うんだけど
(というか「科学史」「小松美彦」でアホみたいにシケプリが出てくるけど…!)

「あの人の授業を取った学生は、みんな(移植)反対になっちゃうからなぁ…」

と某倫理学教員がボヤくだけのことはあり(良いか悪いかはさて置き)
まだ読み始めたばかりなんだけど、それなりに緻密で、しかも力のある本なので
臓器移植について冷静に調べたいっていう人にはいいかも。

脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)

脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)

  • 作者: 小松 美彦
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 新書



でも実は、今日は臓器移植についてこの本を紹介したいのではなく
「序章」に凄くいいことが書いてあったので、それを紹介しようと思い…
たかだか十数ページなんで、これなら立ち読みでもイケるんじゃないかね?

それが、タイトルにもした

「自分の目で見る」「自分の心で感じる」「自分の頭で考える」

ということ。
思い返せばこれはコマッチが、授業の時にも一貫して語っていたテーマでした。

日常の中で同じ物事を見ていても、まぁ分かる人と分かんない人っているもんで
(分からないと私のように”鈍感”ってことになるわけだが…)
あるいは、マスコミの情報を「そうだそうだ!」って受け売りする人もいたりして
(そういうのも、ある意味では”権威主義”って言うらしい)
よーするにそういうのはよくないよね、ってことを語る十数ページ。
というか、引用例が凄くクリティカルで、ふわって考えさせられました。

なんとなく、偽善と嘲笑ばっかりの今にこそ、必要なことだなぁと思うんだよね。
だからもし本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいな♪

…いじょ、ここまで公的な記事。

以下、講義とサークルの私的な記事。

なんというか、メディカルだからなのかどーだか知らんのだけど
ウチの学校、妙に課題が多い…というか、英語の課題ばかり異常に多い。
まぁ、時代が時代だから分からないこともないけど、正直疑問に思うこともあり。

例えば基礎統計の面白い授業があって、そういうのは納得行くんだけれども
素人外人(もし専門だったらゴメン)の医療倫理とか、
物語をひたすら暗記とかって一体なんなのっていう!!

特に、素人学生同士で議論させるのとか、どれだけ意味があるのかが分からない。
だって、英語苦手な人同士で喋っても、フィードバックなんて高が知れてますし?
何より会話の内容が…生活感覚で倫理を語るとか笑わせるわ!!
いやまぁそゆのも大事だけどさ、でもあんまり発展性がないよねっていう

もっと臓器移植の周知が必要…なるほど。じゃお前やってみるお?お!?
おい、綺麗事並べてんじゃねーぞこの偽善者が?あ?なんだコラ

…取り乱した。本当にすまないと思っている。ジャック・バウアー

とまぁ、さすがに高等教育だからって
完璧を求めるのは甘えすぎだよね、とは思うけど。
でも、クダラナイことはクダラナイってはっきり言うのもお互いのため。
…もちろん、代替案もキチンと添えて、だけどね!

新生活から半年たったので(←何度繰り返すんだお前は)
ともすると不安になったり、なんか自分だけ違うことに怯えたりもするけど、
勉学もサークルも自分のためだけを考えて、取捨選択することが大事だと思う

まずは自分が一番かわいいしね…
自分の面倒看られて、それから人の面倒を看られるわけだから。

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