ハリウッドなめんなよ。
今日は母がお出かけで~す。なんでも職場のお友達と尾瀬に行くんだってさ…こんな土砂降りだっていうのに。木道なんかで滑って骨折しても知らねーからな!
…とりあえず、そんな感じ。父とお留守番の日曜日。鬼の居ぬ間のなんとやら…じゃないけど、せっかくだから映画でも観に行こうかって話に。で、観に行ってきた。ウィル・スミス主演の『ハンコック』、先行上映なのだ。
ネタバレとかは追記に回すけど、先に言っちゃうと結構面白かった。まぁ、近頃は「スパイダーマン」だの「ハルク」だのと、マーベル・コミックの実写化ばっかなんで、どうせこれもそんな感じの映画だろうくらいに思ってたんだけどさ、そんなことはなかったよ。
アクション飽食時代のハリウッド映画にしては、久々に面白い作品です。1時間半と意外に短めだし、飽きさせない展開だとは思うんで、気が向いた人は見てちょ。
だから、”観客の予想を裏切る”作品って、嫌いじゃないってばよ!
“期待を裏切る”んじゃないよ、念のため(笑)。以前観た『ベルヴィル・ランデブー』がそうだったんだけど、この『ハンコック』もまた、観客の予想するストーリー展開とは違った方向に話を持っていく作品です。予告編を見ると、「異端児ヒーローの再起物語」っぽいけど、それはあくまで前半。後半はまた違った展開になってて、そこが面白いと思う。シリアスなシーンあり、恋愛シーンありだから、アクションばかりじゃなく、ちゃんと奥行きもあるお話じゃないかと。
それに、時代を敏感に感じ取ってる。ストーリー自体は浮世離れしてるんだけど、一方でYoutubeが出てきたり、郊外の住宅街が出てきたりと、妙に日常的なシーンがある。だからこそ、かえって現代のアメリカの雰囲気がリアルに伝わってくる。ニッポンも時々顔を覗かせるしね(笑)。
まぁ、いろいろ書いたけど、所詮はヒーロー物なんだよ(笑)。だけど、いつものマーベルのとは違って、このオリジナルムービーは趣のある作品に仕上がってるような気がする。だから、ちょっと気軽に見に行くのに、ぜひオススメの映画ですよっ!
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