ロンドン秋祭り (2) London MCM Expo

ふたつめの秋祭りはLONDON MCM Expo,いわゆるこっちのポップカルチャーイベント(前回のインド祭には悪いけど,こっちがメインだよ!!)ネコ缶さんの2010年のレポを見て,あれ?今年もあるのかな?って調べたらあらやだ今週末じゃない…で,行ってきた次第.

「年2回」「同人誌」と聞いて,「冬コミか!!」とパブロフ的に馳せ参じちゃったわけだけど,実際はどっちかっていうとゲームショウに近い感じだった(というかネコ缶さん,ちゃんとそう書いてたね…).入場料10ポンドとられるし.

割合としては,日本関係が1/3〜1/2くらい,あとは映画とかアメコミとかがごっちゃな感じ.コスプレになると,もうちょっと海外モノの割合が高かったかな?自分が行ったのが最終日の午後だったせいか,同人本なんて全くなくて,わずかに作者さんのサインコーナーが残ってたくらい(売ってた同人本は,ほとんど日本の転売でした).あとは物販とか,試遊コーナーとかだけど,物販は既製品的なものが多いし,アーケードや遊戯王なんかのカードゲームコーナーも日本のコミケほど盛り上がりを感じない(いっぱいやってる人はいるけど,行列ができるほどじゃない).

ロンドン

一言でいえば,ゲーム会社が参加してないゲームショウみたいな感じ.2年経ったけど,基本的にはネコ缶さんのレポと全く一緒,2年間全く変わらない風景なんじゃないかと…ダーレクも同じのが歩いてたし(笑).ただ,マンガ講座みたいなところをチラ見した限り,イラストは皆さん普通に上手でした.そこは2年間で変わったところかもしれませぬ.

ロンドン

個人的にはコスプレイヤーがメインのイベントかな?って思った.コスプレ率は相対的に高い,たぶん2人に1人とはいかなくても,3人に1人以上はコスプレしてる.出来はピンキリ(ピカチュウの既成の着ぐるみとか…それコスプレって許されるの?っていう),6歳くらいの子どもから40代くらいの人まで,本当にいろんなコスプレイヤーがいた.なんというか,こっちの人はホイホイ友達になれるっていうのと,あとイベント自体がコミケよりゆる〜く組織されているということがあって,集団で寝転んで写真撮ったり,寸劇したり,踊ったりと,勝手にやりたい放題してました(とはいっても常識的な範囲,もちろん会場外でなんてやりません…コスプレしたまま電車に乗ってはくるけど).

なんかこう書くと,全然面白くなかったように聞こえるかもしれないけど,実はとても刺激的でした.同じことが好きでも,バックグラウンドの文化が違うとここまで違うか!っていう.通常のコーナーの中に突然“HENTAI”とか“YAOI”とか出現するので,おいこれ6歳児とかつれて来て大丈夫なのかお母さん!?とか考えてニヤニヤしてたり.たぶん会場を三周した私は,ずっとキョドりながらニヤニヤしているアヤシイ東洋人だったことでしょう.

ということで,ロンドン来たら暇つぶしに行ってみるのもいいかもしれません.ちなみに,会場で4人くらい日本人を見かけました(どちらも女性の2人組でした).

ロンドン

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