海外では…Cash or Credit?
今までなんとなく《クレジットカードは為替レートが悪い》って思いこんでたんだけど,それがトンデモナイ勘違いだと気付いた!
イギリスといえば紅茶!…ということで,(日本人に定番の)ハロッズとフォートナム&メイソンでお土産を買ってきたのですよ.で,フォートナム&メーソンはポンド決済だったんだけど,ハロッズでは「円建て決済にする?」って訊かれたので,《なんとなくそっちのがいいかな》って思って,日本円で支払ったのですわ.
ところが,帰って改めてレシートを見てみたら,為替レートはこんな感じでした(ちなみにお会計は1時間も間が空いてないから,レート変動じゃないと思う):
- Harrods
- 1JPY=132.2805GBP
- Fortnum & Mason
- 1JPY=129.851GBP
冷静に考えれば当たり前か…FCCとかDCCとか呼ばれるらしいんだけど,この円建て決済というやつはお店で決めていいらしくって,一般に割が悪いのだとか.逆に現地通貨払いなら,クレカ会社のレートはTTMという公示仲値に1~2%の手数料をつけるだけということで,クレカが他の支払い方法よりお得になる模様!
だったら,クレジットカードを積極的に使ったほうがE☆JA☆NAIKA!…かというとそうでもなくて今度は不正利用が怖い!実際,数年前にヨーロッパに旅行した時には,母がパリのインター○ン○ネンタルでクレカを提示したところ,身に覚えのない長距離電話の請求が来て苦労した覚えがあります(フロントでクレカ出したらバックヤードに持って行ったので変だなとは思ったらしいんだけど…結局,返金してもらうまでに半年くらいかかった).
今回も,ちゃんとしたホテルだから大丈夫だと思って,食事の際にカードを使ったのだけど…履歴見たら一度間違った額の請求をした形跡があり.まぁ,最終的には訂正してたからいいっちゃいいんだけど,どうも信用ならないのです.ホテルでのチェックインの際に,担保としてクレカの提示を求められるのは一般的だけど,現地で出会った通訳の方は「絶対に出さない.デポジットとして現金を預けることにしている」と言ってたくらいだし…
とはいえ,全部現金に両替していくのも物騒なわけで…かといって現地で両替すると,今度は手数料をボラれてもったいない(今回1GBP=133.80JPYを掲げるロンドン市内の両替所で両替したら,9.75%も手数料がかかって,実質148.25JPYだった).トラベラーズチェックなら少しはレートがマシだけど,多くの小売店ではそのまま受け付けてくれないので,結局現地で両替しなきゃならずもったいない.
てなわけで,結局,多かれ少なかれクレカのお世話になったほうがいいんだろうなぁ(というか,お世話になる場面が出てくる)という気がした.ただ,まぁ不必要に提示しないとか,限度額の少ないカードを持ってくとかの工夫はした方がしたほうがいいんだろうけど.
しっかし,近頃,為替レートってしっちゃかめっちゃかだよね!?あれどうにかならないんか…海外旅行が得とか言ってるレベルじゃねーし!
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